贅沢悪女と断罪された私がドレスを脱ぎ捨てた結果。
オスカーの瞳の色でもあるアメジストをふんだんに使い、裾には一流の芸術家の刺繍を金糸であしらった淡いピンク色のドレスは邸宅が一件買えるくらい高価なものだった。
そのドレス姿の私をオスカーは絶賛し、アメジストの石言葉でもある「真実の愛」を確かめたいと私に迫った。もちろん、その時の私は貴族令嬢として貞操を守っている。
「オスカー、私、ドレスはいらないわ。今持っているドレスを着回すつもりよ。貴方は成人の節目の年なんだら素敵な礼服を作って」
私の顔を見て彼が複雑そうな顔をする。
「王家の財政を心配してる? 僕が愛を示す機会を奪わないでくれ。どうか、ドレスをプレゼントさせて欲しい」
「いらないって私は言ったわよ。それよりも今から一ヶ月、私はヘッドリー領地に赴こうと思ってるの。オスカーの誕生日には帰ってくるから良い子にしてるのよ」
彼の頬に軽くキスをすると、今度は彼が私の首筋を吸ってくる。
「今度は何を売ってくるの? 君のものは何一つ売らないで欲しい。シェリルは頭のてっぺんから足の先まで僕のものなんだから」
そのドレス姿の私をオスカーは絶賛し、アメジストの石言葉でもある「真実の愛」を確かめたいと私に迫った。もちろん、その時の私は貴族令嬢として貞操を守っている。
「オスカー、私、ドレスはいらないわ。今持っているドレスを着回すつもりよ。貴方は成人の節目の年なんだら素敵な礼服を作って」
私の顔を見て彼が複雑そうな顔をする。
「王家の財政を心配してる? 僕が愛を示す機会を奪わないでくれ。どうか、ドレスをプレゼントさせて欲しい」
「いらないって私は言ったわよ。それよりも今から一ヶ月、私はヘッドリー領地に赴こうと思ってるの。オスカーの誕生日には帰ってくるから良い子にしてるのよ」
彼の頬に軽くキスをすると、今度は彼が私の首筋を吸ってくる。
「今度は何を売ってくるの? 君のものは何一つ売らないで欲しい。シェリルは頭のてっぺんから足の先まで僕のものなんだから」