義務だけの結婚だったのに社長の溺愛が熱すぎて息ができない
「どうしよう……」
胸の奥で呟く。
けれど──きっと碧斗は、こういう下着を身につけたら私を求めてくれるはずだ。
そんな確信めいた期待が湧き上がる。
「お客様、いかがですか?」
カーテン越しに店員の声が届き、思わず胸元を隠してしまった。
「あ……大丈夫でした。」
震える声でそう返し、鏡をもう一度見てサイズを確かめる。
早く着替えて、いつもの私に戻らなければ──。
慌てて黒のランジェリーを脱ぎ、普段着に袖を通した。
けれど、脱ぎ捨てた下着が試着台の上からこちらを見ている気がした。
繊細な黒のレースが、私に再び囁きかけてくる。
──本当にいいの? 清楚なまま、満たされない夜を過ごすの?
──これを身につければ、彼はきっとあなたを離さなくなる。
視線を逸らしても、誘惑は消えなかった。
私は唇を噛みしめ、心臓の高鳴りを押さえながら、そのランジェリーをそっと手に取った。
胸の奥で呟く。
けれど──きっと碧斗は、こういう下着を身につけたら私を求めてくれるはずだ。
そんな確信めいた期待が湧き上がる。
「お客様、いかがですか?」
カーテン越しに店員の声が届き、思わず胸元を隠してしまった。
「あ……大丈夫でした。」
震える声でそう返し、鏡をもう一度見てサイズを確かめる。
早く着替えて、いつもの私に戻らなければ──。
慌てて黒のランジェリーを脱ぎ、普段着に袖を通した。
けれど、脱ぎ捨てた下着が試着台の上からこちらを見ている気がした。
繊細な黒のレースが、私に再び囁きかけてくる。
──本当にいいの? 清楚なまま、満たされない夜を過ごすの?
──これを身につければ、彼はきっとあなたを離さなくなる。
視線を逸らしても、誘惑は消えなかった。
私は唇を噛みしめ、心臓の高鳴りを押さえながら、そのランジェリーをそっと手に取った。