義務だけの結婚だったのに社長の溺愛が熱すぎて息ができない
「やあぁ……」

指が私の肌を撫でる。

社長室のデスクに押し倒され、下着の上から熱がかき回される。

「……すごい、濡れてる。」

見上げた碧斗の瞳が、理性を失い、野生の光を宿した。

「こんなの、我慢できないよ。」

低い声とともに、ジャケットが滑り落ち、シャツのボタンが一つずつ外されていく。

下着がそっとまくり上げられ、碧斗の肌が触れた瞬間、体の奥が跳ねた。

重なる熱が、息を奪っていく。

「ああっ……」

背中に硬い天板の感触。

その冷たさが、碧斗の体温をより鮮明にした。

息が触れ合い、視線が絡む。何も言葉はいらなかった。

名前を呼ぼうとしても、声にならない。

彼の動きに合わせて、心臓の鼓動が波のように揺れる。

思考も理性も溶けていき、ただ彼の熱に包まれていく。

「……すごいよ、咲菜。」

碧斗の囁きが耳元で震え、世界がゆっくりと溶けていった。
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