義務だけの結婚だったのに社長の溺愛が熱すぎて息ができない
けれど、私の欲望は収まりきらなかった。

「碧斗……まだ、足りないの。」

社長椅子に腰かける碧斗を見上げながら、唇を噛む。

彼の目がゆっくりと細められ、熱を帯びていく。

「せっかく満たしてやったのに、また欲しくなったのか。」

低く笑う声に、全身が震えた。

「お願い……もう一度、抱いて……」

震える声でそう告げると、碧斗の手が私の腰を掴む。

彼の膝の上に引き寄せられ、体温が重なった瞬間、息が止まった。

「そんなに欲しいなら……自分で感じさせてみろ。」

その囁きが、心の奥を焼く。

視界が霞むほどの熱に包まれながら、私は碧斗の胸にしがみついた。

「ああっ……碧斗……」

欲望と愛が溶け合い、世界が静かに歪んでいった。
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