【書籍化決定】身体だけの関係だったはずの騎士団長に、こっそり産んだ双子ごと愛されています
喉の渇きを覚えて目を覚ますと、夜中だった。
結局、食事もとらずにイグナートに抱かれ、疲れ切って寝落ちてしまった。
騎士である彼の体力はすさまじく、毎回最低でも三度は抱かれる。体力のないライザは、いつも最後は意識を途切れさせてしまうのだ。
しっかりとライザを抱きしめて眠るイグナートは、目を閉じているといつもより少しあどけなく見える。
こんな姿を見られるのは自分だけだといいなと欲張りなことを考えつつ、ライザは水を飲むために彼の腕から抜け出ることにした。
「ライザ、どうした」
もぞもぞと動いていたら、イグナートが目を覚ました。騎士という職業柄、彼は気配に聡い。
「ごめんなさい、起こしちゃった。喉が渇いたから水を飲もうと思って」
「あぁ。たくさん喘がせたからな」
「もう、そういうこと言わないで……!」
赤くなっているであろう頬を隠すようにうつむいて抗議すると、イグナートが声をあげて笑った。
「俺が水を取ってくるよ。ライザは寝てて」
そう言って起き上がった彼は、キッチンに向かった。毛布を身体に巻きつけつつ待っていると、すぐに水の入ったグラスを持ったイグナートが戻ってきた。
「口移しで飲ませようか?」
「じ、自分で飲めるわよ」
ライザは慌てて彼の手からグラスを奪い取ると、水を飲み干した。ひんやりとした水が体内を巡っていくのを感じ、目が冴えてくる。
隣に腰掛けたイグナートは、グラスをサイドテーブルに置くとライザの腰を抱き寄せた。
さすがに四回目はないだろうと思うものの、彼の体温に触れるだけで身体の奥がそわそわと疼くような気がする。
ライザの首筋に顔を埋めたイグナートは、深く息を吸い込むと小さく笑った。
「ずっと思ってたんだが、今日はいつもと違う匂いがするな。甘くて美味しそうな匂い」
「え? あー……新しくおろした石鹸かしら。ベリーの香りなの」
今日だけ特別に使ったものだとは、さすがに言えない。ライザの説明に、イグナートは確かにベリーの香りだとつぶやきつつ、再びライザの首筋に顔を寄せた。
「食べてしまいたくなるな」
そう言って唇で肌を柔らかく食まれて、ライザは思わず小さく喘いでしまう。しっかりと腰に回された腕がライザの身体を捕まえていて、イグナートの悪戯な唇から逃げられない。
「ひゃ……んっ、食べ、ちゃだめ……っ」
「そんな美味しそうな匂いをさせてるライザが悪い。もっと食べさせて」
くるりと視界が回り、気づけばライザの身体はベッドに押し倒されていた。身体に巻いた毛布を剥ぎ取られ、イグナートの指が胸に沈む。それだけでライザの身体は、抱かれることを期待してきゅんと疼いた。
食べると言った通り、イグナートはライザの身体のあちこちを舐め、甘く噛みついていく。せっかく水を飲んで喉を潤したのに、結局ライザは声が枯れるほどに喘がされてしまった。
結局、食事もとらずにイグナートに抱かれ、疲れ切って寝落ちてしまった。
騎士である彼の体力はすさまじく、毎回最低でも三度は抱かれる。体力のないライザは、いつも最後は意識を途切れさせてしまうのだ。
しっかりとライザを抱きしめて眠るイグナートは、目を閉じているといつもより少しあどけなく見える。
こんな姿を見られるのは自分だけだといいなと欲張りなことを考えつつ、ライザは水を飲むために彼の腕から抜け出ることにした。
「ライザ、どうした」
もぞもぞと動いていたら、イグナートが目を覚ました。騎士という職業柄、彼は気配に聡い。
「ごめんなさい、起こしちゃった。喉が渇いたから水を飲もうと思って」
「あぁ。たくさん喘がせたからな」
「もう、そういうこと言わないで……!」
赤くなっているであろう頬を隠すようにうつむいて抗議すると、イグナートが声をあげて笑った。
「俺が水を取ってくるよ。ライザは寝てて」
そう言って起き上がった彼は、キッチンに向かった。毛布を身体に巻きつけつつ待っていると、すぐに水の入ったグラスを持ったイグナートが戻ってきた。
「口移しで飲ませようか?」
「じ、自分で飲めるわよ」
ライザは慌てて彼の手からグラスを奪い取ると、水を飲み干した。ひんやりとした水が体内を巡っていくのを感じ、目が冴えてくる。
隣に腰掛けたイグナートは、グラスをサイドテーブルに置くとライザの腰を抱き寄せた。
さすがに四回目はないだろうと思うものの、彼の体温に触れるだけで身体の奥がそわそわと疼くような気がする。
ライザの首筋に顔を埋めたイグナートは、深く息を吸い込むと小さく笑った。
「ずっと思ってたんだが、今日はいつもと違う匂いがするな。甘くて美味しそうな匂い」
「え? あー……新しくおろした石鹸かしら。ベリーの香りなの」
今日だけ特別に使ったものだとは、さすがに言えない。ライザの説明に、イグナートは確かにベリーの香りだとつぶやきつつ、再びライザの首筋に顔を寄せた。
「食べてしまいたくなるな」
そう言って唇で肌を柔らかく食まれて、ライザは思わず小さく喘いでしまう。しっかりと腰に回された腕がライザの身体を捕まえていて、イグナートの悪戯な唇から逃げられない。
「ひゃ……んっ、食べ、ちゃだめ……っ」
「そんな美味しそうな匂いをさせてるライザが悪い。もっと食べさせて」
くるりと視界が回り、気づけばライザの身体はベッドに押し倒されていた。身体に巻いた毛布を剥ぎ取られ、イグナートの指が胸に沈む。それだけでライザの身体は、抱かれることを期待してきゅんと疼いた。
食べると言った通り、イグナートはライザの身体のあちこちを舐め、甘く噛みついていく。せっかく水を飲んで喉を潤したのに、結局ライザは声が枯れるほどに喘がされてしまった。