俺様CEOは激愛の手を緩めない~人生どん底のはずが執着愛で囲い娶られました~
アメリカではクリスマス休暇があるからなのか、新年の祝日は一日だけで二日から始業するのが普通だというのは知っている。
でも今日は土曜なのでほとんどの社員は休みだと思っていたのだが。
「基本は休みよ。でも帰省でクリスマスから一日まで連休を取っていた社員が結構いるのよ。その分、今日は出ているといった感じかしら。それに明日はニューイヤーイベントがあるでしょ。関係者はどうしても出勤しないとね。それは私も同じなの」
スコットも明日のイベントのプロジェクトメンバーだと聞いて驚いた。
きっと忙しいはずなのに案内をさせてしまい、申し訳なくなる。
「大変な時にすみません」
「気にしないで。案内係を任されてラッキーだと思っていたくらいだから」
「どうしてですか?」
マーケティングのフロアを出て廊下をエレベーターの方へ引き返しながら、彼女が目を弓なりにした。
「ミスター黒見の恋人がどんな人か気になるじゃない? クライフでは彼の出世物語が伝説のように語られているの」
(こ、恋人!?)
伝説という部分は梨乃もそう思っていたので納得したが、なぜ恋人だと誤解されているのだろうか。ともかく訂正しなければと焦って口を開く。
「違います。私は社員の立場で出張に同行しているだけで、黒見CEOとお付き合いはしていません」
「あら、そうなの? 前に交際していたとか、そういうことは?」
でも今日は土曜なのでほとんどの社員は休みだと思っていたのだが。
「基本は休みよ。でも帰省でクリスマスから一日まで連休を取っていた社員が結構いるのよ。その分、今日は出ているといった感じかしら。それに明日はニューイヤーイベントがあるでしょ。関係者はどうしても出勤しないとね。それは私も同じなの」
スコットも明日のイベントのプロジェクトメンバーだと聞いて驚いた。
きっと忙しいはずなのに案内をさせてしまい、申し訳なくなる。
「大変な時にすみません」
「気にしないで。案内係を任されてラッキーだと思っていたくらいだから」
「どうしてですか?」
マーケティングのフロアを出て廊下をエレベーターの方へ引き返しながら、彼女が目を弓なりにした。
「ミスター黒見の恋人がどんな人か気になるじゃない? クライフでは彼の出世物語が伝説のように語られているの」
(こ、恋人!?)
伝説という部分は梨乃もそう思っていたので納得したが、なぜ恋人だと誤解されているのだろうか。ともかく訂正しなければと焦って口を開く。
「違います。私は社員の立場で出張に同行しているだけで、黒見CEOとお付き合いはしていません」
「あら、そうなの? 前に交際していたとか、そういうことは?」