俺様CEOは激愛の手を緩めない~人生どん底のはずが執着愛で囲い娶られました~
百七十五センチの普通の体形で醤油顔。硬い表情で梨乃を見つめる男性に息をのんだ。
(どうして勇大が!?)
前回は鈴木という名の若い女性が来社し、山田とふたりで担当するという話だったのだが。
驚きで目を見開いたまま山田に問う。
「あの、鈴木さんはどうなさったんですか?」
「実は体調を崩し入院となりまして、クライフさんの担当を外れることになりました。急な変更で大変申し訳ございません。鈴木の代わりがこの牧本です。牧本は我が社の期待のエースですので、どうぞご安心ください」
(そんなことってある……?)
入院した鈴木を気遣う言葉も出せないでいると、勇大が頭を下げた。
「牧本勇大と申します。全力で臨む所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします」
勇大は緊張した面持ちだが、梨乃との再会を驚いてはいないようだ。ということは梨乃の名を聞いてから、ここに来たのだろう。
(知ってたなら担当を断ってよ。それ以前にどうして東京にいるの?)
ドクドクと嫌な音で高鳴る鼓動を聞きながら、差し出された勇大の名刺を見た。書かれている彼の所属先は九州支社となっている。
勇大の方を見ず、山田に向けて質問を重ねる。
「九州支社となっていますが、牧本さんはこちらに出向されているのですか?」
(どうして勇大が!?)
前回は鈴木という名の若い女性が来社し、山田とふたりで担当するという話だったのだが。
驚きで目を見開いたまま山田に問う。
「あの、鈴木さんはどうなさったんですか?」
「実は体調を崩し入院となりまして、クライフさんの担当を外れることになりました。急な変更で大変申し訳ございません。鈴木の代わりがこの牧本です。牧本は我が社の期待のエースですので、どうぞご安心ください」
(そんなことってある……?)
入院した鈴木を気遣う言葉も出せないでいると、勇大が頭を下げた。
「牧本勇大と申します。全力で臨む所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします」
勇大は緊張した面持ちだが、梨乃との再会を驚いてはいないようだ。ということは梨乃の名を聞いてから、ここに来たのだろう。
(知ってたなら担当を断ってよ。それ以前にどうして東京にいるの?)
ドクドクと嫌な音で高鳴る鼓動を聞きながら、差し出された勇大の名刺を見た。書かれている彼の所属先は九州支社となっている。
勇大の方を見ず、山田に向けて質問を重ねる。
「九州支社となっていますが、牧本さんはこちらに出向されているのですか?」