俺様CEOは激愛の手を緩めない~人生どん底のはずが執着愛で囲い娶られました~
(不思議。さっきまで途方に暮れていたのに、今は根拠もなくなんとかなりそうな気がしてる。黒見CEOがそばにいてくれるだけですごく心強い)
「美味しかったです。ごちそうさまでした」
満腹と安心感で心地いい。食後はソファに移動し、コーヒーを出してもらった。
「酒の方がいいか?」
「いえ、飲まないです。この前のように酔って寝てしまうと困るので」
彼の前で酔って寝落ちしてしまった出張の夜を思い出し、恥ずかしくなる。
笑ってごまかそうとしたが、黒見はつられてはくれない。真剣な目を向けられて緊張感を取り戻した。
あとから淹れた自分の分のコーヒーカップを手に、近づいてきた彼が隣に腰を下ろした。
ソファはふたつあるのに真横に座られて心臓が波打つ。
(身構えなくていい。なにもしないと言ってたもの)
ひと口飲んだコーヒーカップをテーブルに置いて彼が言う。
「今夜はうちに泊まればいい。だから寝てしまっても問題ないが――」
「えっ……?」
黒見に会えて嬉しくてここへ来たが、ビジネスホテルに泊まるつもりでいた。
そこまでお世話になれないと言う前に黒見が続ける。
「まずは対応を決めよう。元婚約者のストーキングの件だ。五ノ森から大体の事情は聞いたが、事実確認をしたいから俺にも詳しく話してくれ」
「あの、ストーキングではないです。自宅前での待ち伏せで、今回が初めてです」
「美味しかったです。ごちそうさまでした」
満腹と安心感で心地いい。食後はソファに移動し、コーヒーを出してもらった。
「酒の方がいいか?」
「いえ、飲まないです。この前のように酔って寝てしまうと困るので」
彼の前で酔って寝落ちしてしまった出張の夜を思い出し、恥ずかしくなる。
笑ってごまかそうとしたが、黒見はつられてはくれない。真剣な目を向けられて緊張感を取り戻した。
あとから淹れた自分の分のコーヒーカップを手に、近づいてきた彼が隣に腰を下ろした。
ソファはふたつあるのに真横に座られて心臓が波打つ。
(身構えなくていい。なにもしないと言ってたもの)
ひと口飲んだコーヒーカップをテーブルに置いて彼が言う。
「今夜はうちに泊まればいい。だから寝てしまっても問題ないが――」
「えっ……?」
黒見に会えて嬉しくてここへ来たが、ビジネスホテルに泊まるつもりでいた。
そこまでお世話になれないと言う前に黒見が続ける。
「まずは対応を決めよう。元婚約者のストーキングの件だ。五ノ森から大体の事情は聞いたが、事実確認をしたいから俺にも詳しく話してくれ」
「あの、ストーキングではないです。自宅前での待ち伏せで、今回が初めてです」