俺様CEOは激愛の手を緩めない~人生どん底のはずが執着愛で囲い娶られました~
「ごめんなさい、無理です。だって私、すごく好きなんです。あなた好みの女になろうとしていましたし、つき合ったら顔色を窺ってしまうかもしれません。私をずっと好きでいてほしいので。やっぱりお前は違うと言われた時に泣いて縋りそうな気もします。大好きだから、アッサリと気持ちを切り替えられません。黒見CEOはそういう女が嫌いなんですよね? 私では無理なんです」
始まる前から終止符を打つと、潤んだ目から涙がひと粒こぼれた。
(恋愛事で泣く女も嫌いでしょ?)
すると体に腕を回され引き寄せられた。
抱きしめられて驚いていると、彼の吐息が額にかかった。
「俺の好みを押しつけたように感じさせてすまなかった。訂正させてくれ。俺の好みは梨乃だ。そのままのお前がほしい」
(本当に……?)
彼の胸を押して体を離し、探るように顔を見てしまう。
すると凛々しい彼の眉尻が下がった。
「どうすれば信じてもらえる?」
「私にもわかりません。でも一緒にいる時間が増えれば、気持ちも変わるのかもしれません」
黒見と知り合って三か月足らずだ。梨乃の感覚からすると、決断できなくても無理はない気がした。
「わかった。今日から一緒に暮らそう」
「えっ!?」
始まる前から終止符を打つと、潤んだ目から涙がひと粒こぼれた。
(恋愛事で泣く女も嫌いでしょ?)
すると体に腕を回され引き寄せられた。
抱きしめられて驚いていると、彼の吐息が額にかかった。
「俺の好みを押しつけたように感じさせてすまなかった。訂正させてくれ。俺の好みは梨乃だ。そのままのお前がほしい」
(本当に……?)
彼の胸を押して体を離し、探るように顔を見てしまう。
すると凛々しい彼の眉尻が下がった。
「どうすれば信じてもらえる?」
「私にもわかりません。でも一緒にいる時間が増えれば、気持ちも変わるのかもしれません」
黒見と知り合って三か月足らずだ。梨乃の感覚からすると、決断できなくても無理はない気がした。
「わかった。今日から一緒に暮らそう」
「えっ!?」