俺様CEOは激愛の手を緩めない~人生どん底のはずが執着愛で囲い娶られました~
ニューヨークでの会食が一件キャンセルとなり、予定より二日早く帰国できることになったそうだ。けれども東京近郊の空港への直行便は満席だった。梨乃の顔が浮かんで早く会いたくなり、翌日の便を待つよりどこの空港でもいいから帰国しようと空席を探して関西国際空港行きの飛行機に乗ったそうだ。
(そんなに会いたいと思ってくれていたんだ)
くすぐったい喜びはすぐに驚きに変わる。
「到着ロビーを歩いていたら五ノ森から電話がかかってきた。梨乃が窮地にいるかもしれないと言われて、最速で東京に戻れる手段を選んだ」
なんと小型機をチャーターして羽田に飛び、そこからバーまでタクシーで駆けつけたという。
(小型機チャーターって……どんなに急いでいても私にその発想はできないよ)
迷惑をかけた申し訳なさと、そこまでして助けに来てくれた愛の深さと頼もしさに胸が熱くなる。
「ありがとう。心配かけてごめんね。五ノ森さんにもお礼を言いたい。もしかして、あのバーにいたの?」
この前のカフェでのようにまた偶然居合わせたのかと思ったが、違うようだ。
「いや、バーにいたのは財務部の市原だ。市原から五ノ森へ連絡が入った」
社屋前で勇大に待ち伏せられ、しつこい復縁要請に決着をつける気で梨乃があのバーに行ったという情報は、市原からのものなのだそう。
「えっ?」
疑問符がひとつでは足りないほど混乱中だ。
(そんなに会いたいと思ってくれていたんだ)
くすぐったい喜びはすぐに驚きに変わる。
「到着ロビーを歩いていたら五ノ森から電話がかかってきた。梨乃が窮地にいるかもしれないと言われて、最速で東京に戻れる手段を選んだ」
なんと小型機をチャーターして羽田に飛び、そこからバーまでタクシーで駆けつけたという。
(小型機チャーターって……どんなに急いでいても私にその発想はできないよ)
迷惑をかけた申し訳なさと、そこまでして助けに来てくれた愛の深さと頼もしさに胸が熱くなる。
「ありがとう。心配かけてごめんね。五ノ森さんにもお礼を言いたい。もしかして、あのバーにいたの?」
この前のカフェでのようにまた偶然居合わせたのかと思ったが、違うようだ。
「いや、バーにいたのは財務部の市原だ。市原から五ノ森へ連絡が入った」
社屋前で勇大に待ち伏せられ、しつこい復縁要請に決着をつける気で梨乃があのバーに行ったという情報は、市原からのものなのだそう。
「えっ?」
疑問符がひとつでは足りないほど混乱中だ。