俺様CEOは激愛の手を緩めない~人生どん底のはずが執着愛で囲い娶られました~
ふらつかずに歩けそうなのに、心配する黒見に横抱きにされたまま寝室まで運ばれた。
梨乃が借りている部屋は客間だったそうだが、これまで使われたことはないらしい。
部屋の中央にダブルサイズのベッドがあり、ライティングデスクにキャビネット、ふたり掛けのソファセットもある。ちょっとお洒落なホテルのような内装だ。
ベッドに下ろされ、持ってきてくれた水をコップ一杯飲んでから横になる。
天井照明はついていない。ベッドライトの明かりだけなので薄暗く、こんな体調の時に彼がなにかしてくると思っていないのに少し緊張した。
ベッドの縁に腰かけた彼にまずはお礼を言う。
「助けてくれてありがとう。でもどうして出張中なのに駆けつけられたの?」
なにから話そうかと考えているような顔をされた。そんなに長い事情があるのかと思っていると、黒見の携帯の着信音がすぐ近くから聞こえた。
内ポケットに手を入れて携帯を出した彼がこの場で電話に出る。
「ああ。間に合った。連れ去られる寸前だったが。知らせてくれてありがとう」
それだけ言って電話を切り、「五ノ森からだ」と教えてくれた。
「関空にいた俺に、梨乃が牧本といるのを知らせてくれたのは五ノ森だ」
梨乃が借りている部屋は客間だったそうだが、これまで使われたことはないらしい。
部屋の中央にダブルサイズのベッドがあり、ライティングデスクにキャビネット、ふたり掛けのソファセットもある。ちょっとお洒落なホテルのような内装だ。
ベッドに下ろされ、持ってきてくれた水をコップ一杯飲んでから横になる。
天井照明はついていない。ベッドライトの明かりだけなので薄暗く、こんな体調の時に彼がなにかしてくると思っていないのに少し緊張した。
ベッドの縁に腰かけた彼にまずはお礼を言う。
「助けてくれてありがとう。でもどうして出張中なのに駆けつけられたの?」
なにから話そうかと考えているような顔をされた。そんなに長い事情があるのかと思っていると、黒見の携帯の着信音がすぐ近くから聞こえた。
内ポケットに手を入れて携帯を出した彼がこの場で電話に出る。
「ああ。間に合った。連れ去られる寸前だったが。知らせてくれてありがとう」
それだけ言って電話を切り、「五ノ森からだ」と教えてくれた。
「関空にいた俺に、梨乃が牧本といるのを知らせてくれたのは五ノ森だ」