俺様CEOは激愛の手を緩めない~人生どん底のはずが執着愛で囲い娶られました~
婚約破棄に関して嘘はなくニューヨークでの出会いに企みがなかったとしても、数ある保険会社の中から弊社を選んだ理由が黒見だという可能性はある。
つまり次の恋愛ターゲットに狙われたということだ。
そういう恋愛重視の人間には嫌悪感を覚える。女性が苦手ではないが、色目を使うような者は生理的に受け付けない。
過去に何人か交際相手がいたけれど、さっぱりとした性格の仕事ができる自立した女性ばかりだった。
そんな女性たちでも交際期間が長くなるにつれて黒見の機嫌を窺ったり依存的な態度で接してくるようになったりして、気持ちが冷めて別れるというのを繰り返した。
「隆矢はどう思う?」
友人の意見を聞いてみた。調べてもらうにあたり、ニューヨークでの出会いについては話してある。
コーヒーマシンでふたり分のコーヒーを淹れた五ノ森が、執務机まで戻ってきた。
一杯を黒見の前に置き、自分の分をひと口飲んでからアッサリと言う。
「白だろ。疑う要素はひとつもない。女性問題を引き起こしたいなら、もっと色気のある美女を雇うはずだ」
梨乃の容姿を思い浮かべた。卵形の顔に勝気そうな二重の目。色気のある美女ではないが、容姿は悪くない。もっと言うなら黒見の好みの顔立ちだ。
そう考えていると、長年の友人がフッと笑った。
「ああ、将吾のタイプではあるか」
つまり次の恋愛ターゲットに狙われたということだ。
そういう恋愛重視の人間には嫌悪感を覚える。女性が苦手ではないが、色目を使うような者は生理的に受け付けない。
過去に何人か交際相手がいたけれど、さっぱりとした性格の仕事ができる自立した女性ばかりだった。
そんな女性たちでも交際期間が長くなるにつれて黒見の機嫌を窺ったり依存的な態度で接してくるようになったりして、気持ちが冷めて別れるというのを繰り返した。
「隆矢はどう思う?」
友人の意見を聞いてみた。調べてもらうにあたり、ニューヨークでの出会いについては話してある。
コーヒーマシンでふたり分のコーヒーを淹れた五ノ森が、執務机まで戻ってきた。
一杯を黒見の前に置き、自分の分をひと口飲んでからアッサリと言う。
「白だろ。疑う要素はひとつもない。女性問題を引き起こしたいなら、もっと色気のある美女を雇うはずだ」
梨乃の容姿を思い浮かべた。卵形の顔に勝気そうな二重の目。色気のある美女ではないが、容姿は悪くない。もっと言うなら黒見の好みの顔立ちだ。
そう考えていると、長年の友人がフッと笑った。
「ああ、将吾のタイプではあるか」