君と青空
向日葵


2024年4月8日。

校庭には学校名にもあるように桜があたり一面に広がっていた。

車から出た私たちは、入学式の行う体育館がある校舎に向った。

中学校は楽しく過ごせるだろうか…

そんな不安も心にあったものの、期待の方が大きかった。

幼稚園一緒だった子ともまた仲良くなれるだろう、カレシとやらもできるかもしれない…



そんなこと、真逆だった。

一気に嘲笑するあいつらの顔と陰口と悪口と軽蔑した目付きが瞼にこびりつく。

ハッと目が覚める。

冷房をかけていても身体は汗だくで、使い古した布団にまで汗が浸透している。

今日は2025年9月1日。

もう夏休みが終わって、始業式も終わった。実力テストも終わった。

つまり今日から通常授業が始まる。

首がズキズキと痛む。

頭の痛さにも耐えながら、私はゆっくりと起き上がった。



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