君と青空

次の日が後期となったある日の帰りの会。

班発表となった。
あの莉実さんの件があった時以来、何度も二見先生に「莉実さんの班にはしないでください。」と頼み込んだ。
二見先生は「楽しいを作るのは自分だからねぇ…。」、「最大限の努力はするから。」と言っていた。

莉実さんが言う。
「3班はぁ、アタシとぉ、寺尾佳奈美(てらおかなみ)ちゃんとぉ、保田流星(やすだりゅうせい)とぉ、水谷雅哉とぉ、」
「もう!!!!最悪だよ!!!!!」
私と同じ班だと知っていた雅哉さんが叫ぶ。
「ごめんねぇ、雅哉ァ笑、石田さんでェす。」

全部の班が発表され、電子黒板に席が写される。
「あぁぁぁぁぁーーー!!!!!!!」
私と雅哉さんは隣の席であった。
「雅哉ぁ、ドンマイ!まじオワコンだな!石田の隣とか笑!」
勇気さんが手を叩いて笑う。

席を移動させた。
クスクスという笑い声と、雅哉さんへの同情の言葉しか聞こえない。
二見先生が何か言っているような気がしたけど、そんなの聞こえなかった。私は2号車の1番前で教壇の前に立つ二見先生に1番近いのに。

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