社内では秘密ですけど、旦那様の溺愛が止まりません!
翌日からまたメガネの浅賀くんに戻っていたが、噂が燻っており亮くんの顔をチラチラ見ている人がいることに気がついた。
そんな中、あることが話題に上がった。
「ねぇ、見た? 今月の社内報」
「見た見た。“創業50周年特集“でしょ」
社内報? 私はデスクに置いてあるそれを思わず手に取り、ページをめくると社長の記事が載っていた。そこには若い頃の写真も載っていて目を見開いた。
「そう、若い頃の社長ってイケメンだよね。っていうか少し浅賀くんに似てない?」
その言葉にギョッとした。正直彼はお父さん似だと思ったいるから。お母さんと性格は似ているのか亮くんは温厚だが、見た目はお父さんにそっくりだ。
「わかる! この前メガネしていなかった時の浅賀くんに似てるかもって思った」
「開発部の子もその話してたよ。目元とか骨格が似てるって言ってた。でも今はメガネだからよく分からないよね」
「そうだよね。あの日だけだったし、いつも前髪で顔が隠れてるしね。イケメンっぽいから前髪切ればいいのにね」
そんな勝手な話でみんな盛り上がっていたが、私は聞き耳が大きくなる一方だ。
「苗字が違うし、親戚とかかな」
「また素顔見てみたいね」
(ダメ、ダメ、ダメ〜)
社内報の編集担当は他でもない自分のチーム。特集で古い資料から写真を選んだのも自分の目の前のファイルからだった。無意識にあの写真を選んでしまったのは自分だとハッとした。
そんな中、あることが話題に上がった。
「ねぇ、見た? 今月の社内報」
「見た見た。“創業50周年特集“でしょ」
社内報? 私はデスクに置いてあるそれを思わず手に取り、ページをめくると社長の記事が載っていた。そこには若い頃の写真も載っていて目を見開いた。
「そう、若い頃の社長ってイケメンだよね。っていうか少し浅賀くんに似てない?」
その言葉にギョッとした。正直彼はお父さん似だと思ったいるから。お母さんと性格は似ているのか亮くんは温厚だが、見た目はお父さんにそっくりだ。
「わかる! この前メガネしていなかった時の浅賀くんに似てるかもって思った」
「開発部の子もその話してたよ。目元とか骨格が似てるって言ってた。でも今はメガネだからよく分からないよね」
「そうだよね。あの日だけだったし、いつも前髪で顔が隠れてるしね。イケメンっぽいから前髪切ればいいのにね」
そんな勝手な話でみんな盛り上がっていたが、私は聞き耳が大きくなる一方だ。
「苗字が違うし、親戚とかかな」
「また素顔見てみたいね」
(ダメ、ダメ、ダメ〜)
社内報の編集担当は他でもない自分のチーム。特集で古い資料から写真を選んだのも自分の目の前のファイルからだった。無意識にあの写真を選んでしまったのは自分だとハッとした。