王子は完璧少女に甘すぎる
優、しいの・・・・・・かな・・・・・・?

私は心配で、椎先輩の顔を見ようと見上げると椎先輩の視線とぶつかった。

その瞬間、椎先輩は顔から首、耳までもがまっ赤になり、私に傘を押し付けた。

「えっ・・・・・・!?」

椎先輩の意図がわからず戸惑っていると、椎先輩が逃げ出した。

「せ、先輩・・・・・・!?」

私が呼んだけれど聞き入れられず、椎先輩の姿はもう見えなくなった。

えぇ・・・・・・。

女嫌いって言ってたから私が傘に入ることが耐えられなかったのかも・・・・・・。

内心がっかりしながら私は先輩の傘を借りて寮室まで帰った。

*  *  *

次の日、まだ生徒会の仕事があり私達生徒会役員は今日も放課後に生徒会室に集まった。

私は昨日バトミントン部の羽が鞄に入り込んでいたから、さきに体育館によってから生徒会室に向かった。

ガチャ

愛衣と紫音と凛空は私を見て手を振ってくれた。

私が笑顔で振り返し、羅翔と鷲にも目を合わせた。

先輩たちを見ると、私には興味を示さずパソコンとにらめっこ。

椎先輩、普通だ・・・・・・。

少し安心した・・・・・・。

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