王子は完璧少女に甘すぎる
こいつの名前・・・・・・ああ、そうか蔵四季か・・・・・・。

『蔵四季は可愛いな』

『言ったね♪』

は・・・・・・?

そいつは、俺に顔を近づけてきた。

まさか・・・・・・。

そいつの顔と俺の顔の距離が10cm程になったとき、俺は容赦なくそいつの髪を掴んだ。

その瞬間、そいつはポケットからスマホを出して録音アプリの画面を開いた。

『痛いっ・・・・・・いたっ・・・・・・なんでよっ私のこと、可愛いって・・・・・・!』

『じゃあお前に選択肢をやる。1、俺の学年の特待生クラスのメンバーに近づかない。話さない。会わない。目を合わせない。2、俺に殺される』

俺がそう言うと、そいつは顔を青くした。

『い、ちっ・・・・・・』

そいつが目に涙を浮かべながら言った。

俺は髪を手から離し、落とした。

そいつはドサッと地面落ち、座り込んだ。

俺はそいつを放置して教室に戻った。



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