王子は完璧少女に甘すぎる
私は今日、バトミントン部の練習に参加させてもらったので、初めて1人で帰ることになったんだけど・・・・・。

5人が帰るととき雨が降ってて私が帰るころにはやむと思っていたから愛衣に傘を貸しちゃって、今持っていない。

ど、どうしよう・・・・・。

5月とはいえまだ少し肌寒い。

雨に濡れて帰ったら風邪をひくかもしれないし・・・・・。

うーんと考えていると、後ろから誰かに肩をたかれた。

・・・・・?

「・・・・・・傘、ねぇの?」

まさかの女嫌いの椎先輩が。

雨音に消されそうな小さな声で椎先輩。

え・・・・・?

椎先輩が・・・・?

「なぁ、ねぇのって・・・・」

ぽかんとしていた私に椎先輩はまた声をかけてきた。

< 130 / 172 >

この作品をシェア

pagetop