王子は完璧少女に甘すぎる
「昨日あたしら行ってないの知ってるよね」

どんどんどんどん目の前が暗くなってきた。

嘘・・・・・わざとだったの・・・・・・?

「塩・・・・・?」

あたしが放心状態で立ちすくんでいると、鷲があたしを見て不思議そうな顔をした。

「あっ、鷲!おはよー!」

あたしは作り笑顔で鷲に挨拶した。

「・・・・・はよ・・・・・」

鷲は眉間に皺を寄せた後、返事をしてくれた。

鷲は関係ないから・・・・・心配かけちゃだめだよね・・・・・。

まあ、あたしを心配するわけないけど。

でも、辛かった。

あんなに仲良くしてたのにって。

結局、あたしは駄目なんだって。

< 148 / 172 >

この作品をシェア

pagetop