王子は完璧少女に甘すぎる
あたしが駄目なんだって。

眼の前から友達が消えていくのは自分のせいだって。

そう、ぐるぐる考えてた。

「ぉ・・・・・・・し・・・・・・し、お・・・・・・あぁっくそっ・・・・・紫音!」

ぐるぐる考えてたからか、気がついたら夕暮れ時。

「しゅ・・・・・う・・・・・・?」

「慣れねぇ言い方させやがって」

鷲はそう言いながら頭を掻いて安心したように笑った。

っ・・・・・!

あたしの前でだけそう笑ってよ・・・・。

心のなかでそうなぜか思った。

あたし、今なんて、思ってんの・・・・・。

「はぁっ・・・・・!?ちょっ・・・・・はっ・・・・・!?」

鷲が驚いたようにあたしを見た。

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