王子は完璧少女に甘すぎる
平均台に足を引っ掛け、転びそうになった。

「莉緒・・・・・・!」

ぎゅっと目を瞑った。

バタバタバタバタ

マットが次々と落ちていく中、私は羅翔に支えられて転ばずにすんだ。

「大丈夫か・・・・・!?」

「う、ん・・・・・・」

怪我はないけど・・・・心臓が大丈夫じゃない・・・・・。

「そうか」

羅翔はそう言いながら私の前髪をかきあげ、キスをした。

「っ・・・・・・!?」

羅翔はそのまままた体育倉庫に入っていった。

平気な顔しないでよ・・・・・・。

< 163 / 173 >

この作品をシェア

pagetop