王子は完璧少女に甘すぎる
そう言って蔵四季さんは両手を合わせてウインクをした。

「それじゃ」

そして、ちょうど駅についたところで蔵四季さんは降りていった。

「は?うっざ・・・・・・」

鷲、言葉遣い・・・・・・。

でも・・・・・・気持ちわかんないことはない・・・・・・。

「まあ確かに・・・・・・人に頼む態度ではなかったよね・・・・・・」

あっ!じゃあ・・・・・・。

「中身見てから決めよ!渡すかさ!」

あたしがそう言うと、鷲はあたしの手から手紙を取った。

『新浪羅翔さんへ。私のこと、覚えてますか?莉緒ちゃん、しっかり警備してますか?油断しないでくださいね。私のこと、好きになったら教えてください。私はまだ大好きですよ。連絡先のQR、ここに貼っておきます』

手紙を覗くと、そんなことが書かれていた。

「え、何この自分大好き人間・・・・・・」

ていうかこの文章的に莉緒になんかしたのかな?

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