王子は完璧少女に甘すぎる
なにか言いたげに口を閉じては開き、閉じては開いた。

「あ!真くんが持ってる映画のDVD貸してもらったんでしょ!見せてよ!」

あたしはそれらしきDVDを鷲の棚からテキトウに取った。

「あ!これだ!」

取ったDVDはあっていて、それをあたしは鷲のテレビの電源をつけてDVDを入れた。

「・・・・・・真から何も言われないで渡されたけど、何の映画だよ」

「え?これね、A組の友達におススメされたやつで・・・・・・鷲最後まで見れるかな?」

あたしがそういたずらっぽく言うと、鷲は顔を顰めた。

「どういう映画だよ」

「みんなが言うにはね・・・・・・これ実話の殺人事件を映画にしたやつで・・・・・・同じ犯人の手で7人、バンッ!」

あたしが笑顔で言うと鷲はますます顔を顰めた。

「笑って言う内容かよ・・・・・・」

うーんたしかに・・・・・・?

あたしはそう思いながらも映画を見始めた。

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