王子は完璧少女に甘すぎる
そしてあたしは口角を上げ、胸ぐらから手を離した。

「好きだ・・・・・・」

そう言って鷲はあたしを目一杯抱きしめた。

「あたしもっ・・・・・・」

*  *  *

休み時間。

チャイムが鳴った瞬間、あたしと鷲は目を合わせた。

「ねえ、みんなっ・・・・・・!」

あたしがそう言うと4人はあたしの方を見た。

鷲はあたしの席の横に来た。

「・・・・・・俺等、付き合った」

鷲がいつものような落ち着いた声で言った。

「「えぇっ!?」」

最初に声を出したのは愛衣と凛空。

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