王子は完璧少女に甘すぎる

綺麗な歌声 side紫音

「っ・・・・・・」

駅前のカラオケのある所の近くに着いた瞬間莉緒の顔が青ざめた。

「えっ⁉どうしたの⁉」

なんで⁉

「莉緒、結構賑やかな駅前とかビル街とか苦手なんだよね・・・・・・なんかこういうところでスカウトされすぎて・・・・・・」

そういうことなんだ・・・・・・。

まあ、莉緒は可愛いし、可愛いし、可愛いから・・・・・・。

って・・・・・・あたしまで羅翔みたいになってる・・・・・・⁉

「・・・・・・そういう奴ら殺す・・・・・・」

へっ・・・・・・?

「ら、羅翔、私は大丈夫だからっ・・・・・・」

慌てて羅翔をなだめる莉緒。

本っ当に莉緒ってお人よしなんだから・・・・・・。

莉緒をスカウトしてくる男なんて殺しちゃうぐらいじゃ済ませないのに。

「塩もされたことあるくせに」

鷲っ⁉

「えっ⁉そうなの⁉まあ、紫音も可愛いし・・・・・・でも、こんな共感ゼロな感じで喋るって!」

愛衣・・・・・・。

だってなんかスカウトで嫌って発想はなかったし・・・・・・。

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