王子は完璧少女に甘すぎる
恐る恐る聞くと、羅翔が口を開いた。

「3年と相澤と田所が暇だから変わってもらった」

「そ、っか」

でも、戻んなきゃ・・・・・・。

私がベットから立つと足元がふらついた。

「莉緒、熱あるから寝とけ」

「で、も・・・・・・」

「寝ろ」

「え、う、うん・・・・・・・」

迷惑・・・・・・だよね・・・・・・。

つい頷いてしまった。

「いい子だ」

そう言って羅翔が私を撫でながらふっと笑った。

「あの、さ、さっきカメラの音聞こえたんだけど、あれ、なに・・・・・・?」

「・・・・・・気のせいだろ」

「そう、な、の、かな・・・・・・」

羅翔が驚いたように目を見開いた。

でも、そんなこと気にする前に眠ってしまった。

*  *  *

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