王子は完璧少女に甘すぎる
「「莉緒!」」

「おい、お前ら静かにしろよ」

愛衣と紫音の元気な声と鷲の呆れた声が聞こえた。

目を開けると愛衣と紫音が抱き着いてきた。

「莉緒~!熱出たんでしょ?」

愛衣が心配そうに言ってくれた。

「もう大丈夫だよ。たぶん・・・・・・」

そう私が言うと愛衣は私の頬を触って体温を確かめた。

「さすが莉緒。回復力は化け物級だね!」

ほ、褒め言葉なのかな・・・・・・。

「は・・・・・・?もう回復してるのか・・・・・・?」

愛衣が元気に言うと羅翔がぽかんとしていた。

「うん、莉緒風邪ひいても2、3時間寝たら大体回復するもん!」

「莉緒、鷲が莉緒が風邪ひいたって伝えるの昼休憩になったときだよ!ひどくない!」

「お前ら絶対言ったら仕事放棄して行くだろ」

は、はは・・・・・・。

「ま、鷲が教えてくれたから良いけど・・・・・・」

愛衣がむっとした顔で言い、その愛衣を「まあまあ」と凛空が撫でた。

「そうそう!あたし一つずばり言いたいことがあるの!」

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