王子は完璧少女に甘すぎる
「「おぉっ・・・・・・!」」

キラキラの目で私を見る愛衣と紫音。

見られる私の気持ちも考えてよ・・・・・・。

恥ずかしいっ・・・・・・。

「ていうか羅翔が顔真っ赤なのマジで面白いんだけど!」

気付いたように紫音が笑った。

「確かに!らしくないね!」

愛衣が乗っかった。

「ゲホッ」

鷲が羅翔を見た瞬間耐え切れなかったのか咳き込んだ。

「ゲホッ、ゲホッ」

しゅ、鷲笑いすぎ・・・・・・。

「・・・・・・うるせぇ・・・・・・」

ぎりぎり聞き取れた羅翔の声。

愛衣と紫音が初めて悪魔に感じたよ・・・・・・。

*  *  *

体育祭はお昼休みが終わり、2年生のクラス対抗リレーが始まった。

各クラスは30人ずつなのに、特待生クラスは6人。

2ブロックにわけてリレーをする。

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