王子は完璧少女に甘すぎる
誰かのあっけからん声が聞こえるとタスキを付けたB組の男の子が走って来た。

えっ・・・・・・嘘・・・・・・。

半周したところで、B組の男の子が私の10歩後ろを走っていた。

私は負けると思ったら血の気が引いてきた。

どう、しよ、う・・・・・・。

私は怖かったからか、気づけば今までに出したことがないようなスピードで走っていた。

あと・・・・・・ちょっと・・・・・・!

パンッ!

ゴールテープを切り、私はその場に大の字で倒れこんだ。

「はぁはぁはぁ」

よかっ・・・・・・た・・・・・・。

「「莉緒ナイス!」」

愛衣と紫音の顔が私の視界に写りこんだ。

「あ、い・・・・・・しお、んっ・・・・・・!」

酸素不足で絞り出したような声だった。

苦しいけどすっごく嬉しいっ・・・・・・!

「大丈夫か・・・・・・」

羅翔が心配そうな顔でお、お、お姫、様、抱っこしてきた・・・・・・。

「「ちょっ、羅翔⁉」」

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