セレナーデ
その首と肩に捕まりながら揺すられて、喘いで、舐められて、吸われて、また触れられる。
チェロを弾くその繊細な指で。
一望がこちらを見る。
「もっかいしても良いの?」
「え、むり」
「禁欲生活だったのに」
同期の人とは寝なかったの? と喉元まで出掛けて、鎮める。
同衾していてもわたしには分からないんだろうな。こちらは仕事で疲れると電池切れになる女で、海外を飛び回っている体力おばけの男とは作りが違う。
とりあえずシャワーを浴びよう。ベッドの端に追いやられた下着を取ろうと手を伸ばすのと同時に、腰を掴まれた。
「ん、」
「……もう一回は?」