セレナーデ
おはようからおやすみまで

電池切れだ。

ベッドまで歩けず、リビングのソファーへ倒れるようにして飛びこむ。
ぼすん、と辺りの埃まで舞った気がする。

それを少し吸い込んで、けほと咳をするけれど、眠さが勝ってしまって、夢の中へ意識が先行する。

玄関に置いたゴミ袋は何個になったっけ。
テーブルに置いてある空のコンビニ弁当はいつのだろう。
貰った資料を午前中に見ていたから、そこらへんに散らばっている。

片付けなきゃ。一望(かずみ)、いつ帰ってくるんだっけ。

確か、来週の……。

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