愛しているのは私だけ⋯⋯
「それって、まるで僕のことみたいだね」
泣き疲れたあと、安心しきった私は、なんだか急に睡魔に襲われ、上杉さんの肩に凭れたまま眠ってしまった。
「おやすみ⋯⋯僕は、いつだって瑤ちゃんのことだけが大好きだよ」
そんな声が聞こえたのは、気のせいなんかではないだろう。
愛しているのは私だけ。
私だけがあなたを愛してる⋯⋯ではなくて、あなたも私だけを愛してる。
そう思うと、夢の中でさえ幸せな気分になれる。
どこまでも素直な気持ちで、ずっと愛し続けたいから⋯⋯。
The End
泣き疲れたあと、安心しきった私は、なんだか急に睡魔に襲われ、上杉さんの肩に凭れたまま眠ってしまった。
「おやすみ⋯⋯僕は、いつだって瑤ちゃんのことだけが大好きだよ」
そんな声が聞こえたのは、気のせいなんかではないだろう。
愛しているのは私だけ。
私だけがあなたを愛してる⋯⋯ではなくて、あなたも私だけを愛してる。
そう思うと、夢の中でさえ幸せな気分になれる。
どこまでも素直な気持ちで、ずっと愛し続けたいから⋯⋯。
The End


