コイ、アイ。
🩵 Your Dream
#1
一途に夢を追う彼のことを、応援していた。
彼のことを金銭的に支援することにも、迷いはなかった。
バイトをしながらバンド活動を両立しているのも、知っていたから。
今思えば、私は甘すぎたのかもしれない。
ただの「都合のいい女」だったんだろう。
分かっていても、未だに怒りは芽生えなかった。
ただ、私を必要としていない事実が、胸を痛めているだけだったから。