訳ありイケメンは棘持つ花に魅入られる
「円香さん、次のミーティングもうすぐですし、そろそろオフィスに戻りましょう?」
「あ、うそ、もうこんな時間!?」
腕時計で時間を確認した私達は、慌てて紙コップをゴミ箱に捨てて休憩室を後にする。
そして何事もなかったかのように、地上勤務日の業務に終業時刻まで取り組んだ。
◇◇◇
それから2日後の夜6時。
今日は私の仕事終わりの時間に合わせて、葉山さんと待ち合わせをしていた。
今回のテーマは“仕事終わりの夜デート”。
つまり、ディナーデートということである。
それぞれ仕事を持つ社会人カップルにとって、1番頻度が高いシチュエーションだと思う。
今回は葉山さんがお店を予約してくれたらしいので、最寄駅で待ち合わせをして、一緒にお店に向かう予定だ。
予約しておいてくれるなんて、なかなかスマートな対応だし、葉山さんの成長ぶりが窺える。
「すみません、お待たせしました」
「大丈夫。俺もさっき来たところだよ」
羽田空港から直接待ち合わせ場所に向かうと、今日は葉山さんの方が先に到着して私を待っていた。
そのイケメンぶりからその場で恐ろしく目立っていて、一瞬で見つけることができた。
葉山さんに歩み寄ると、周囲の視線が突き刺さって痛い。
これが日常だから慣れているのか、葉山さんは一向に気にしていない様子だった。
「あ、うそ、もうこんな時間!?」
腕時計で時間を確認した私達は、慌てて紙コップをゴミ箱に捨てて休憩室を後にする。
そして何事もなかったかのように、地上勤務日の業務に終業時刻まで取り組んだ。
◇◇◇
それから2日後の夜6時。
今日は私の仕事終わりの時間に合わせて、葉山さんと待ち合わせをしていた。
今回のテーマは“仕事終わりの夜デート”。
つまり、ディナーデートということである。
それぞれ仕事を持つ社会人カップルにとって、1番頻度が高いシチュエーションだと思う。
今回は葉山さんがお店を予約してくれたらしいので、最寄駅で待ち合わせをして、一緒にお店に向かう予定だ。
予約しておいてくれるなんて、なかなかスマートな対応だし、葉山さんの成長ぶりが窺える。
「すみません、お待たせしました」
「大丈夫。俺もさっき来たところだよ」
羽田空港から直接待ち合わせ場所に向かうと、今日は葉山さんの方が先に到着して私を待っていた。
そのイケメンぶりからその場で恐ろしく目立っていて、一瞬で見つけることができた。
葉山さんに歩み寄ると、周囲の視線が突き刺さって痛い。
これが日常だから慣れているのか、葉山さんは一向に気にしていない様子だった。