お父さんが魔導士だなんて、聞いてない!
「うるさぁあああい!」
――バリンッ!
――バリッ、バリッ!
教室の窓ガラスが一気に割れた。
その音を聞きつけて先生たちがやってきたけれど、なぜ窓ガラスが割れたのか、その原因はわからなかった。
私はその後、迎えにきたお母さんと一緒に帰った。だけどお母さんは、学校から家に向かう車の中、始終、無口だった。
その日以降、私は学校へ行くのをやめた。
お母さんも無理に「学校に行きなさい」と言わない。
だけどお母さんは定期的に学校と連絡を取り合っていたみたいで、定期的に新しいプリントが増えていた。だから私は、自宅でプリント学習を続けていた。
学校に行かないまま、三年の三学期が終わった。
四月になって、お母さんがぼそっと言った。
「お父さんに会いに行こうか?」
「え? お父さん。生きてるの?」
「生きてると思う、多分。ずっと会ってないからわからないけど」
「そうなんだ……」
今頃、お父さんと言われてもピンとこない。私の家族はお母さんだけ。お母さんさえいえればいい。
「ここじゃ、ゆのちゃんの力を生かし切れない」
――バリンッ!
――バリッ、バリッ!
教室の窓ガラスが一気に割れた。
その音を聞きつけて先生たちがやってきたけれど、なぜ窓ガラスが割れたのか、その原因はわからなかった。
私はその後、迎えにきたお母さんと一緒に帰った。だけどお母さんは、学校から家に向かう車の中、始終、無口だった。
その日以降、私は学校へ行くのをやめた。
お母さんも無理に「学校に行きなさい」と言わない。
だけどお母さんは定期的に学校と連絡を取り合っていたみたいで、定期的に新しいプリントが増えていた。だから私は、自宅でプリント学習を続けていた。
学校に行かないまま、三年の三学期が終わった。
四月になって、お母さんがぼそっと言った。
「お父さんに会いに行こうか?」
「え? お父さん。生きてるの?」
「生きてると思う、多分。ずっと会ってないからわからないけど」
「そうなんだ……」
今頃、お父さんと言われてもピンとこない。私の家族はお母さんだけ。お母さんさえいえればいい。
「ここじゃ、ゆのちゃんの力を生かし切れない」