お父さんが魔導士だなんて、聞いてない!
「使えるけど。その辺はほら、経験者だからうまくできるのよ」
「はぁ……」
どうやら世の中は、お母さんの都合がよいように動いているらしい。
「ゆのちゃんの力。またいつ暴走するかわからない。だから、それを考えたらあっちで暮らすのもありかなって……」
「お母さんは、それでいいの? 今までの生活、全部捨てて、違うところに行くのは問題ないの?」
「ゆのちゃん……。いつの間にか、こんなに大人になって……。お母さんのことを心配してくれてるのね、ありがとう。でも、お母さんは、ゆのちゃんが一緒にいてくれればどこでもいい」
どうしよう。めちゃくちゃ嬉しい。泣きそうだ。
「私も。お母さんが一緒なら、どこでもいいよ」
「どうしよう。めちゃくちゃ嬉しい。泣きそう」
やっぱりお母さんは、私のお母さんだった。
それからすぐに、お母さんの言う「あっちの世界」に行く準備をした。といっても、トランクケースに着替えとか、大好きなぬいぐるみとか、お気に入りのマグカップとか、歯ブラシとか、そういうのを詰め込むだけ。
「準備できた?」
お母さんの言葉に「できたよ」と答える。
「じゃ、久しぶりにやってみようかな」
「はぁ……」
どうやら世の中は、お母さんの都合がよいように動いているらしい。
「ゆのちゃんの力。またいつ暴走するかわからない。だから、それを考えたらあっちで暮らすのもありかなって……」
「お母さんは、それでいいの? 今までの生活、全部捨てて、違うところに行くのは問題ないの?」
「ゆのちゃん……。いつの間にか、こんなに大人になって……。お母さんのことを心配してくれてるのね、ありがとう。でも、お母さんは、ゆのちゃんが一緒にいてくれればどこでもいい」
どうしよう。めちゃくちゃ嬉しい。泣きそうだ。
「私も。お母さんが一緒なら、どこでもいいよ」
「どうしよう。めちゃくちゃ嬉しい。泣きそう」
やっぱりお母さんは、私のお母さんだった。
それからすぐに、お母さんの言う「あっちの世界」に行く準備をした。といっても、トランクケースに着替えとか、大好きなぬいぐるみとか、お気に入りのマグカップとか、歯ブラシとか、そういうのを詰め込むだけ。
「準備できた?」
お母さんの言葉に「できたよ」と答える。
「じゃ、久しぶりにやってみようかな」