人気俳優は姫を独り占めしたい
「それより足、けがしたのか........」

「う、うん」

そういう夏帆の足は少し血が出ていた。

「見せてみろ」

幸い夏帆の血が出ている場所は土などはあまりついてなくて少し安心した。

「ほら、絆創膏貼ってやるから足出せ」

俺はズボンのポケットから絆創膏を出し、夏帆の足に貼った。

「ほら、歩けるか」

俺は夏帆の肩を首に回しゆっくりもと来た道を歩いていった。

「光、ごめんね」

夏帆は俺に泣きながらそういった。

「夏帆、大丈夫だから泣くなよ」

俺は慰めるようにそういった。

「でっ、でも.....いつも私はドジだし、頭も水姫とか光とかよりも全然できないし.....」

でも夏帆はそう言う。

なんで夏帆はこういうところだけ自己肯定感低いんだ.....

いいところもたくさんあるだろ.....

それに.....

「でも夏帆のそういうところも全部俺は好きだけどな」

俺がそう言うと。

< 39 / 138 >

この作品をシェア

pagetop