推しキャラみたいな君に恋をした
順番が来た!
「恋文先生の描くカイ大好きです!これからも応援してます!」


「ありがとう!隣りにいるのは彼氏かな?」



「いえいえ、私の推し…えっと…友達です!」



「あら、亜蓮くんじゃない?」



「今日はこいつの友達として来たので」



「そうなの?じゃあ、はい、ありがとう!」


(作者の恋文先生が俺を知ってるの忘れてた、発表も撮影ももうすぐだしな…)


「え!どういうこと?」


全く頭が追いつかない。




近くのカフェでランチをする。


「まぁ、気のせいじゃね」


「たしかに!私、先生を前にして緊張してたし、私の思い込みかもね!」



(こいつが浮かれててよかった、そんなとこもかわいいけど)
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