皆様ありがとう!今日で王妃、やめます!〜十三歳で王妃に、十八歳でこのたび離縁いたしました〜
以前セレスティーヌ付きだったメイドも加わって作業しているのかと思いきや、一番古いメイドが一人だけで、数日分の着替えを鞄につける作業を仕上げているところだった。
「そのまま残っているのね。好きに使ってくれてもよかったのに」
「実家で羽を伸ばしたくなった際に使えるよう、旦那様たちが常に清潔にしておくよう指示されていたのです。何年かかるか分かりませんが、いつ戻られてもいいように奥様も毎年季節に合わせて、いつも通り整えておられましたよ」
「そうなのね」
昔からいるメイドがにこにこして教えてくれた。
そういう〝約束〟だった。
『十三歳で結婚だなんて……! この子につらい王妃の仕事をさせると言うのっ?』
『セレスティーヌが決めたんだ』
『でもあなたっ、あの子はまだ十三歳なのよっ』
『だから我々もせいいっぱい支えていこう』
アルフレッドと結婚することを決めた日、気丈な母が父に泣いていた光景は、今もセレスティーヌの記憶に残っている。
「そのまま残っているのね。好きに使ってくれてもよかったのに」
「実家で羽を伸ばしたくなった際に使えるよう、旦那様たちが常に清潔にしておくよう指示されていたのです。何年かかるか分かりませんが、いつ戻られてもいいように奥様も毎年季節に合わせて、いつも通り整えておられましたよ」
「そうなのね」
昔からいるメイドがにこにこして教えてくれた。
そういう〝約束〟だった。
『十三歳で結婚だなんて……! この子につらい王妃の仕事をさせると言うのっ?』
『セレスティーヌが決めたんだ』
『でもあなたっ、あの子はまだ十三歳なのよっ』
『だから我々もせいいっぱい支えていこう』
アルフレッドと結婚することを決めた日、気丈な母が父に泣いていた光景は、今もセレスティーヌの記憶に残っている。