皆様ありがとう!今日で王妃、やめます!〜十三歳で王妃に、十八歳でこのたび離縁いたしました〜
「どうした?」
「あの、娘でしたら城を出たその日、別荘に遊びに行きました」
「――は?」
アルフレッドの『は』をなんと取ったのか、ヴィジスタイン公爵は尋ねてもいないのに言ってくる。
「乗馬やら森の探索から兼のビクニック、釣りやらと毎日報告の手紙が届きます。かなり楽しいのか悖る目安は書かれておらず。兄との狩りを本日する予定だそうで、今日それをするとなると、明日はたっぷり休むはずですから、今日明日の帰宅の可能性はないかと。つまりバカンスを楽しんでいます」
目を見開いたアルフレッドの視線と、侍従の『ええぇ、うそでしょ』の視線に耐え切れなくなったのか、ヴィジスタイン公爵は余計な一言も添えた。
◇∞◇∞◇
別荘に来て、あっという間に一週間をこえてしまった。
国王と王妃は離縁は想定以上の大きな話題となり、数日のバカンスでは帰れそうにないと感じたのだ。
領地視察の次の土地に行く際、兄もここでもう少し時間を潰すことを提案した。
王都で買い物三昧をしようと意気込んでいた母からも、ゆっくり買い物を楽しむにはもう数日様子を見たほうがよさそうだ、という手紙が届いた。
(――なのに、どうしてもう一人の噂の人物かここにいるわけ?)
「あの、娘でしたら城を出たその日、別荘に遊びに行きました」
「――は?」
アルフレッドの『は』をなんと取ったのか、ヴィジスタイン公爵は尋ねてもいないのに言ってくる。
「乗馬やら森の探索から兼のビクニック、釣りやらと毎日報告の手紙が届きます。かなり楽しいのか悖る目安は書かれておらず。兄との狩りを本日する予定だそうで、今日それをするとなると、明日はたっぷり休むはずですから、今日明日の帰宅の可能性はないかと。つまりバカンスを楽しんでいます」
目を見開いたアルフレッドの視線と、侍従の『ええぇ、うそでしょ』の視線に耐え切れなくなったのか、ヴィジスタイン公爵は余計な一言も添えた。
◇∞◇∞◇
別荘に来て、あっという間に一週間をこえてしまった。
国王と王妃は離縁は想定以上の大きな話題となり、数日のバカンスでは帰れそうにないと感じたのだ。
領地視察の次の土地に行く際、兄もここでもう少し時間を潰すことを提案した。
王都で買い物三昧をしようと意気込んでいた母からも、ゆっくり買い物を楽しむにはもう数日様子を見たほうがよさそうだ、という手紙が届いた。
(――なのに、どうしてもう一人の噂の人物かここにいるわけ?)