皆様ありがとう!今日で王妃、やめます!〜十三歳で王妃に、十八歳でこのたび離縁いたしました〜
結婚して五度目の誕生祭となると、たった十三歳で夫婦になった国王と王妃が、どちらも春生まれであることも国民はよく知っていた。
国王に続いて、王妃の誕生祭が行われる。
結婚した際には幼かった二人だが、十六歳では国民が望むように跡取りを残す義務も果たすと宣言。
あれから二年が過ぎたが、二人が多忙であることを国民たちは知っている。
とはいえ国王に続き、王妃も十八歳になった。
これを機に、本格的に日程を調整して子を第一優先に考えるのではないかと、期待の声が上がっているのだが――。
「聞いたか? 隣国に留学して第一王女の侍女を数年務めたアズレイド侯爵令嬢が、帰国したそうだ。何やら王家から打診があったとか……」
「アズレイド侯爵のほうが推薦したという噂もあるぞ」
「えっ、子供がなかなかできないから側室を?」
「分からん。彼は陛下たちが信頼している側近の一人だろう。王妃様が十八歳になられたばかりだぞ、さすがにそんなこと――」
そんな声が城内に溢れている。
セレスティーヌはその話し声を聞きながら、めちゃくちゃ嬉しそうな顔で走っていた。
国王に続いて、王妃の誕生祭が行われる。
結婚した際には幼かった二人だが、十六歳では国民が望むように跡取りを残す義務も果たすと宣言。
あれから二年が過ぎたが、二人が多忙であることを国民たちは知っている。
とはいえ国王に続き、王妃も十八歳になった。
これを機に、本格的に日程を調整して子を第一優先に考えるのではないかと、期待の声が上がっているのだが――。
「聞いたか? 隣国に留学して第一王女の侍女を数年務めたアズレイド侯爵令嬢が、帰国したそうだ。何やら王家から打診があったとか……」
「アズレイド侯爵のほうが推薦したという噂もあるぞ」
「えっ、子供がなかなかできないから側室を?」
「分からん。彼は陛下たちが信頼している側近の一人だろう。王妃様が十八歳になられたばかりだぞ、さすがにそんなこと――」
そんな声が城内に溢れている。
セレスティーヌはその話し声を聞きながら、めちゃくちゃ嬉しそうな顔で走っていた。