皆様ありがとう!今日で王妃、やめます!〜十三歳で王妃に、十八歳でこのたび離縁いたしました〜
周囲の人々が「おぉ!」と声を上げる。
(キスされてる? アルフレッド様に? というか……みんなに見られてるー!)
セレスティーヌは目が回ったうえ、そのまま失神した。
◇∞◇∞◇
目が覚めた時、そこは覚えがありすぎる王城の寝室だった。
「……あれ? 夢?」
夕焼け色の日差しを受けた夫婦二人の寝室は広い。
身を起こすと、締め付けの強いドレスから着替えさせられていて、以前と同じく心地のよいナイトドレスだ。
じっくり周りを見回すが、夢ではなさそうだ。
「気が付いたか」
隣の部屋から人の気配がすると思ったら、アルフレッドが扉を開けて入室してきた。彼のほうも就寝前によく見ていた楽な恰好だ。
「お仕事は終わったのですか?」
「今はセレスティーヌとのことが重要だと告げ、本日の国王業はしまいになった」
「皆様、よく協力しましたね」
「まぁな」
ふっとヒローが笑みを浮かべ、ベッドに腰を下ろす。
「国王と妻のことだ。みな、協力は惜しまないだろう」
「……誰が妻?」
「セレスティーヌだ」
セレスティーヌはそのまま固まってしまった。
見つめるアルフレッドの目に、普段と違う何かを感じた。冗談を言っているようには思えないし、何より初めてベッドで危機感を覚え、後ろに下がる。
そうすると、アルフレッドもベッドに上がってきた。
(キスされてる? アルフレッド様に? というか……みんなに見られてるー!)
セレスティーヌは目が回ったうえ、そのまま失神した。
◇∞◇∞◇
目が覚めた時、そこは覚えがありすぎる王城の寝室だった。
「……あれ? 夢?」
夕焼け色の日差しを受けた夫婦二人の寝室は広い。
身を起こすと、締め付けの強いドレスから着替えさせられていて、以前と同じく心地のよいナイトドレスだ。
じっくり周りを見回すが、夢ではなさそうだ。
「気が付いたか」
隣の部屋から人の気配がすると思ったら、アルフレッドが扉を開けて入室してきた。彼のほうも就寝前によく見ていた楽な恰好だ。
「お仕事は終わったのですか?」
「今はセレスティーヌとのことが重要だと告げ、本日の国王業はしまいになった」
「皆様、よく協力しましたね」
「まぁな」
ふっとヒローが笑みを浮かべ、ベッドに腰を下ろす。
「国王と妻のことだ。みな、協力は惜しまないだろう」
「……誰が妻?」
「セレスティーヌだ」
セレスティーヌはそのまま固まってしまった。
見つめるアルフレッドの目に、普段と違う何かを感じた。冗談を言っているようには思えないし、何より初めてベッドで危機感を覚え、後ろに下がる。
そうすると、アルフレッドもベッドに上がってきた。