皆様ありがとう!今日で王妃、やめます!〜十三歳で王妃に、十八歳でこのたび離縁いたしました〜
セレスティーヌが歯を見せて笑うと、ティーカップをどうに受け止めた執事がやれやれとぼやいた。
「お嬢様、相変わらずですな……面白かったですか?」
「久しぶりで面白かったわ」
「お、お前はっ、王妃になったのにそこは変わらないのかっ」
「あらお父様、王妃をしている間は〝ちゃんと王妃をしていました〟よ?」
にこにこして答えると、父が大きすぎるため息を落とした。気を取り直すように髪をかき上げる。
「陛下から知らせが届いた。まさか本当にすぐ出てくるとは……」
「さすがアルフレッド様、いえ―以下ですね。お仕事が早いです。五年前にお約束していた通り、好きなことしていいんですよね? しばらくバンカスしたいです」
「お前はほんと走り回るのも好きな子だったなぁ」
しみじみした様子で父がセレスティーヌを見た。
「お父様は相変わらず、こんなところにお気に入りのティーカップを持ってるくらい、落ち着きがないところは変わりありませんね」
「お嬢様、相変わらずですな……面白かったですか?」
「久しぶりで面白かったわ」
「お、お前はっ、王妃になったのにそこは変わらないのかっ」
「あらお父様、王妃をしている間は〝ちゃんと王妃をしていました〟よ?」
にこにこして答えると、父が大きすぎるため息を落とした。気を取り直すように髪をかき上げる。
「陛下から知らせが届いた。まさか本当にすぐ出てくるとは……」
「さすがアルフレッド様、いえ―以下ですね。お仕事が早いです。五年前にお約束していた通り、好きなことしていいんですよね? しばらくバンカスしたいです」
「お前はほんと走り回るのも好きな子だったなぁ」
しみじみした様子で父がセレスティーヌを見た。
「お父様は相変わらず、こんなところにお気に入りのティーカップを持ってるくらい、落ち着きがないところは変わりありませんね」