引きこもり令嬢の契約婚約【※番外編更新中です】
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昼休みは生徒会の集まりがある。
ソフィアは早々に食事を終え、生徒会室へと向かった。
王立学校は、十三歳になる年から十八歳になる年までの学生が通い、十三歳から十五歳までが中等部、十六歳から十八歳までが高等部だ。入り口は一緒で、校舎が分けられている。
生徒会はそれぞれにあり、現在高等部一年のソフィアは高等部の生徒会に所属している。役職は書記だ。
そして、生徒会長は三年生のエリオット殿下だ。
(王族は、否応なしに役職に就けられるのよね)
中等部の時もそうで、ソフィアは中等部の時も同じ関係性で生徒会活動をしている。
中等部の時の彼は、まだ表情を取り繕うこともできず、感受性も豊かで、まさに『泣き虫殿下』だった。
なにせ感動しては泣くし、怒っていても泣くのだ。普段はにこにこと愛想がいいが、感情が高ぶると涙が出る性分らしかった。
聖獣ホワイティが心配そうに窓の外から見ていたのも、呆れるポイントではあった。
(年上なのに年上とは思えなくて、正直……引いたのよね。将来の夫とは到底思えなくて)
感情のコントロールなど、七歳になる頃には身に着けていたソフィアにとって、そんなエリオットは頼りなくみえた。
年上ではあるけれど、男性というよりは年下の弟のように思えるのだ。
だけど、父から望まれているのは、彼を支える妻になることだ。高位貴族の娘として生まれた以上、ソフィアがとれる道はそれしかない。たとえ、自分がそれを望んでいなくとも。
頭の片隅にあった、結婚する人と恋愛するという女性らしい望みは、その時に捨てた。
結婚は仕事。そして仕事で成果を出すことが、ソフィアに与えられた役割なのだ。
そう割り切って、ソフィアはエリオットとのつかず離れずの関係を続けている。
昼休みは生徒会の集まりがある。
ソフィアは早々に食事を終え、生徒会室へと向かった。
王立学校は、十三歳になる年から十八歳になる年までの学生が通い、十三歳から十五歳までが中等部、十六歳から十八歳までが高等部だ。入り口は一緒で、校舎が分けられている。
生徒会はそれぞれにあり、現在高等部一年のソフィアは高等部の生徒会に所属している。役職は書記だ。
そして、生徒会長は三年生のエリオット殿下だ。
(王族は、否応なしに役職に就けられるのよね)
中等部の時もそうで、ソフィアは中等部の時も同じ関係性で生徒会活動をしている。
中等部の時の彼は、まだ表情を取り繕うこともできず、感受性も豊かで、まさに『泣き虫殿下』だった。
なにせ感動しては泣くし、怒っていても泣くのだ。普段はにこにこと愛想がいいが、感情が高ぶると涙が出る性分らしかった。
聖獣ホワイティが心配そうに窓の外から見ていたのも、呆れるポイントではあった。
(年上なのに年上とは思えなくて、正直……引いたのよね。将来の夫とは到底思えなくて)
感情のコントロールなど、七歳になる頃には身に着けていたソフィアにとって、そんなエリオットは頼りなくみえた。
年上ではあるけれど、男性というよりは年下の弟のように思えるのだ。
だけど、父から望まれているのは、彼を支える妻になることだ。高位貴族の娘として生まれた以上、ソフィアがとれる道はそれしかない。たとえ、自分がそれを望んでいなくとも。
頭の片隅にあった、結婚する人と恋愛するという女性らしい望みは、その時に捨てた。
結婚は仕事。そして仕事で成果を出すことが、ソフィアに与えられた役割なのだ。
そう割り切って、ソフィアはエリオットとのつかず離れずの関係を続けている。