完璧御曹司の執愛から逃げ、推しのアイドルと結ばれる方法
鍵を開けて、部屋に入ると玲さんとマットレスを持った業者の方が続いてくる。
新しいマットレスがセットされ、真っ白なシーツがかけられるのを見ていると玲さんが電話をしているのが分かった。
「柏原様、学生鞄をお持ちいたしました」
スーツ姿の女性が扉から顔を出して、私の学生鞄を置く。
「ありがとうございます。助かりました」
業者も帰り、部屋に私と玲さんの2人きりになる。
玲さんが電話を切ると私に近づいてきた。
「お仕事の電話だよね。今日は忙しいのに送ってくれてありがとう」
「いや、実はマズイ事になったんだ。非常階段での凛音と小柳真紘が週刊誌に撮られていたみたいで」
新しいマットレスがセットされ、真っ白なシーツがかけられるのを見ていると玲さんが電話をしているのが分かった。
「柏原様、学生鞄をお持ちいたしました」
スーツ姿の女性が扉から顔を出して、私の学生鞄を置く。
「ありがとうございます。助かりました」
業者も帰り、部屋に私と玲さんの2人きりになる。
玲さんが電話を切ると私に近づいてきた。
「お仕事の電話だよね。今日は忙しいのに送ってくれてありがとう」
「いや、実はマズイ事になったんだ。非常階段での凛音と小柳真紘が週刊誌に撮られていたみたいで」