完璧御曹司の執愛から逃げ、推しのアイドルと結ばれる方法
その時、開ききった扉から警察官を連れた兄が現れた。
「曽根崎玲さん、柏原凛音殺害未遂で貴方の婚約者である東大寺茜に容疑がかかっています。署までご同行頂きお話聞かせて頂けますでしょうか」
「もちろんです。僕でよければ、できる限り協力させて頂きますよ」
玲さんは余裕の笑みを浮かべると警察と一緒に部屋を出て行った。
「凛音、心配した」
兄はHIROが私を抱きしめてるので、二人まとめて私たちを抱きしめてくる。
「ふふっ、お兄様、流石にこれは変だよ。もう、大丈夫だから二人とも私から離れて! それより、HIROも記憶を引き継いでるみたいなんだけど⋯⋯」
「曽根崎玲さん、柏原凛音殺害未遂で貴方の婚約者である東大寺茜に容疑がかかっています。署までご同行頂きお話聞かせて頂けますでしょうか」
「もちろんです。僕でよければ、できる限り協力させて頂きますよ」
玲さんは余裕の笑みを浮かべると警察と一緒に部屋を出て行った。
「凛音、心配した」
兄はHIROが私を抱きしめてるので、二人まとめて私たちを抱きしめてくる。
「ふふっ、お兄様、流石にこれは変だよ。もう、大丈夫だから二人とも私から離れて! それより、HIROも記憶を引き継いでるみたいなんだけど⋯⋯」