完璧御曹司の執愛から逃げ、推しのアイドルと結ばれる方法
他の男とは? 股を開く? そんな事はした覚えがない。
「な、何の事?」
「言い訳しても無駄だよ。今日、小柳真紘の部屋であった事の話をしてるんだ」
玲さんが凍てつくような視線で私を見ていた。真っ暗闇で浮き上がる白い玲さんの顔がこの世のものではないみたいに美しくて怖い。
私は確かにHIROに襲われかけたけれど、未遂に終わっている。
あの時の出来事を混乱する頭で思い出してみても間違いない。
「彼の部屋には行ったけど、玲さんが思うような事はしてないよ。あ、あの、それに、玲さんこそ私と婚約してからそういう事はあったんじゃないの? 私のことだけを責めるのはどうなの?」
「な、何の事?」
「言い訳しても無駄だよ。今日、小柳真紘の部屋であった事の話をしてるんだ」
玲さんが凍てつくような視線で私を見ていた。真っ暗闇で浮き上がる白い玲さんの顔がこの世のものではないみたいに美しくて怖い。
私は確かにHIROに襲われかけたけれど、未遂に終わっている。
あの時の出来事を混乱する頭で思い出してみても間違いない。
「彼の部屋には行ったけど、玲さんが思うような事はしてないよ。あ、あの、それに、玲さんこそ私と婚約してからそういう事はあったんじゃないの? 私のことだけを責めるのはどうなの?」