幼馴染みの重たい愛の隠しごと(マンガシナリオ)
ならないと、この気持ちが伝わらないと思った。

「亮くん…今の本当?」

まなかの目には光が戻り、俺のことをその大きな潤んだ瞳で、見つめていた。

「うん。本当にごめん」

「……亮くんっ!」

まなかはギュッと俺の首に抱きついてきた。

「私、私ねっ、亮くんに言わなきゃいけないことがあるの!」

「うん」

「今度は、聞いてくれる?」

「うん……うんっ」

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