幼馴染みの重たい愛の隠しごと(マンガシナリオ)
怖かったけれど、それでも、もう、戻れないところまでいきたくない…、せめて…せめて、幼馴染みで居たいっ……。

「……え、なに言ってるの?まなか?」

「今まで迷惑ばっかりかけちゃって、ごめんね。も……だい…じょうぶ…だよ」

ダメだ…これ以上耐えられない…。

私はバッと亮くんに背を向けると、走り出した。

恥ずかしい、恥ずかしい、勘違いして…恥ずかしいっ。

もしかしたら、こんなに必死に助けに来てくれたのは…、私のことを突然あだ名じゃなくて、名前で呼んでくれたのは、もしかしたら………―なんてっ、そんなこと全然ないのにっ……。

亮くんは私のことを本当に子供だと思っているのだ
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