キス魔なカレシ。
 放課後になった。

 先生の頼み事とは、「授業で使うプリントを纏めて欲しい」との事だった。

 放課後の教室は、私たちの他に誰もいない。

 お互い無言で、作業をする。

 気まずいなぁ…。でも、話しかけたくないし…。

 私はひでりで頭を悩ませて葛藤していた時だった。

 「ねぇ、可憐ちゃん」

 郁弥くんが、声を掛けてきた。

 「は、はい!?」

 突然、話掛けられて体がビクッと揺れる。

 一体。、何だろう?

 やっぱり、昨日の事かな…。
< 11 / 239 >

この作品をシェア

pagetop